元パティシエからの忠告。初心者はチョコレートを扱うべからず
こんばんは!とみママです。

もうすぐバレンタインですね!
この時期、どこのお店でもたくさんのチョコレートが並んで、とても華やか。
私の住んでいる田舎でも、あちこちで梱包されたチョコレートが積んであって、気分が上がります。
さて、、、
実は私、元パティシエなのです。
そしてこの時期限定で、
初心者の方がいきなりチョコレートのお菓子を作るという風習に、危機感をつのらせております。
チョコレートって、
そんなに簡単に扱える物じゃないんですよぉ。
もう一度言います。
チョコレートって、難しいんですよぉ!!!!
はい。
チョコレートほど、繊細で奥深いお菓子はありません。

よくスーパーでチョコレートの作り方という紙がありませんか?
チョコレートを湯煎して、溶かして、カップに入れるというやつです。
あれ、ただに溶かしただけじゃあんなに綺麗に作れないですよね?
経験ありませんか?
- チョコレートがぼそぼそになる。
- チョコレートがしましまになる。
- チョコレートが固まらない。
こんな経験ありませんか?
これこそ、チョコレートの繊細さと難しさなんです。
ちゃんと温度を守って、管理してあげないとチョコレートは口溶け良く綺麗に固まりません。
これから少しだけ、チョコレートの解説をします。
どうぞお付き合い下さい♪
チョコレートに必要なテンパリングとは?
チョコレートの中には、カカオバターの中にカカオマス、粉乳や砂糖などが含まれています。
固まっている時には、カカオバターがその他の材料を綺麗に並べて包み込んでいます。
一度チョコレートを溶かしてしまうと、ほかの材料も溶け出してあちこちに転がっている状態になります。
それを綺麗に並べ直して、カカオバターで包み込むことをテンパリングと言います。
お父さんと子供に例えてみます。

お父さんと手をつないだ子どもたちがいます。
スーパー銭湯に行き、やや熱めのお風呂に入れて子供と温まります。
その後、水風呂に入って、ちょうど良くなった頃にまた手をつないで帰ります。
ホカホカの可愛い子どもたちと一緒に布団に入って寝ます。
こんな感じです??
余計わからなくなった!笑
要は、
ちょうど良い温度で管理しないといけないよということなんです。
大体、一般的なチョコレートで
50℃で溶かす→29℃に下げる→31℃に上げる
という作業が必要です。
このテンパリングをすることで、
ツヤがあって口溶けの良いチョコレートが出来上がります。
難しいですよね?
子どもたちをスーパー銭湯に解き放ったら、捕まえるだけでも大変だと思いませんか?
そこで、バレンタインにはチョコレートではなくチョコレート風で行くのがおすすめです。
明日から、簡単に作れるレシピを上げて行こうと思います。
チョコレートって、意外と量が少ないので買うと高くつきませんか?
義理チョコ用に大量生産も出来るように考えますので、参考にして下さい。
今日はこれまで☆
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